Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

規程集を外部公開している大学のまとめ

high190です。
大学職員が職場で新しい取り組みを始める時に「他大学はどうやってる?」「規程はどうなってる?」なんて会話になることが良くあります。その際、新たな取り組みを制度化するにあたって作成が必要なのが「規程」です。大学職員にとって他大学の事例を参考にすることは多々あるかと思いますが、今回は規程集を公開している大学を設置形態(国公私立)問わずリサーチしてみました。

随時更新予定(うちの大学でも公開してますよ!という大学職員の方がいたら、是非コメント下さい)
※更新情報 大分大学を追加(2016/10/05)


【国立大学】

公立大学

【私立大学】

こうやって並べてみると国公立大学は情報公開が進んでいますね。これは国立大学法人法第35条に独立行政法人通則法の準用規定があり、独立行政法人通則法第3条第2項に「独立行政法人は、この法律の定めるところによりその業務の内容を公表すること等を通じて、その組織及び運営の状況を国民に明らかにするよう努めなければならない。」との定めがあることによるのだと思います。*1その反面、私立大学では全ての規程を公開しているところはまだ少ないようです。
ただ、学校教育法施行規則の一部を改正する省令*2平成23年4月1日から施行されたことに伴い、私立大学でも規程の一部を公表する大学は増えているように感じます。その他に私立大学の規程を閲覧する方法として、日本私立学校振興・共済事業団の私学情報資料室で「全国の学校法人規程集(大学法人及び短期大学法人)、自己点検・評価報告書、シラバス、学校案内、学報、学校法人の記念誌、学校経営に関する事務提要、法令集、判例集など」を閲覧することができます。(こういう情報は大学職員にとって共有した方がいい情報だと思います)

    • 場所:九段事務所1階
    • 開館時間:月曜日から金曜日(年末年始及び祝祭日を除く)午前10時から午後4時まで
    • 連絡先:私学経営情報センタ−(TEL 03−3230−7846・7847)
    • 規程集リストのご案内

学校法人諸規程集については、目次レベルの検索リストをご用意しております。閲覧の参考としてご利用ください。
規程集の検索リストは、私学情報資料室内のパソコンで検索することができます。キーワードを指定して検索するとその言葉を含んだ規程名と学校法人名が表示されます。
また、当資料室をご利用いただく際、前もって規程集の検索リストをご希望の場合は、上記の連絡先までお申し付けくだされば、お送りいたします。

とりあえず、規程集リストだけでも手に入れておけば規程を作る上での参考になるかもしれませんね。*3私立大学職員で規程作りにお困りの方は、私学経営情報センターに電話してみましょう。
その他に他大学の規程作成マニュアルを参考にするという方法もあります。山形大学の「学内諸規則のマニュアル」*4はとても良くまとめられており、私大職員でも勉強になると思いますので、一度手に取ってみることをおすすめします。その他、東京工業大学の「規則等制定改廃の要領」も参考になります。*5規程作成のエキスパートを目指すのであれば、法制執務を勉強することが必須になると思います。大学職員が法制執務を学ぶことの意義については、別途ブログ記事にまとめていますのでご参照下さい。*6

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*1:独立行政法人通則法 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11HO103.html

*2:22文科高第236号 学校教育法施行規則等の一部を改正する省令の施行について(通知) http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1294750.htm

*3:言葉の使い方で結構気になるポイントだったりする。参考まで。「規定、規程、規則はどう違いますか? どう使い分ければよろしいですか?」http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211808187

*4:「学内諸規則のマニュアル」山形大学http://www.yamagata-u.ac.jp/reiki/manual.pdf

*5:規則等制定改廃の要領(東京工業大学) http://goo.gl/ANEzbh

*6:大学職員は法制執務を勉強しよう http://d.hatena.ne.jp/high190/20130515