Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

金融庁前長官の佐藤隆文氏が一橋大学大学院商学研究科の教授に4月から就任

high190です。
金融庁長官を2007年から2年間務めた佐藤隆文氏が、一橋大学大学院商学研究科の教授に就任するそうです。就任後は金融規制や金融システムについての講義を担当する予定とのこと。


金融庁佐藤隆文前長官が4月から一橋大学大学院教授(商学研究科)に就任する。金融行政に携わってきた経験を生かし、学部と大学院で金融規制や、金融システムに関する講義を行う。
佐藤氏は金融庁検査局長や監督局長を経て長官に就任し、昨年7月に退任。同11月に米系コンサルタント会社「プロモントリー・フィナンシャル・グループ」の上級顧問に転じていた。上級顧問は4月以降も続ける。
一橋大学は佐藤氏の母校。金融庁在職中に名古屋大学に出向して教鞭をとった経験もある佐藤氏は「次の時代を担う若い人たちに、これまでの経験を伝えたい」と話していた。

その他にも退官後に大学教員になった人はたくさんいます。黒田東彦さん、渡辺博史さん、榊原英資さん、西村吉正さんなどです。
政策立案などで培った経験を是非、次代に伝えていただきたいですね。

(2010/03/10追記)コメントにてご指摘の件、改めて調べてみましたところ記事の修正が必要だと感じましたので修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
にほんブログ村