Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

元プロ野球選手・桑田氏の論文が研究科で最優秀を受賞

high190です。
巨人や大リーグのパイレーツで活躍した桑田真澄氏が、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程の修士論文で最優秀賞を受賞したそうです。現役のプロ野球選手にアンケート調査を行うなど、現在の日本野球界が抱える問題点の分析を行ったようですね。


元大リーグ、パイレーツの桑田真澄さん(41)が6日、早大大学院スポーツ科学研究科修士課程1年制に在籍する33人の修士論文の中で、最優秀賞を受賞し、東京都内の同校で論文発表をした。
受賞したのは「『野球道』の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究」。現役プロ野球選手270人へのアンケートをもとに、アマチュアの指導法などを時代背景に合わせ、変えていくべきだとの考察結果を出した。
2009年4月に入学後、最も大変だったのは「机に座っていること」だったといい、論文作成の際には「何日も寝ない日もあった」と振り返った。今後について桑田さんは「今は勉強しすぎておなかいっぱい。1年かけてじっくり考えたい」と話した。

桑田氏は個別入学資格審査で大学院に進学したので、個別入学資格審査とは何だ?と話題になったこともありました。
ちなみに大学院の個別入学資格審査とは、学校教育法施行規則第155条第1項第8号の規定に規定され、「大学院において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、二十二歳(医学を履修する博士課程、歯学を履修する博士課程、薬学を履修する博士課程又は獣医学を履修する博士課程への入学については、二十四歳)に達したもの」に大学院受験資格を与えるということです。入学資格審査は各大学で実施され、その大学を受験する場合のみ効力を持ちます。
桑田氏の論文によると、日本野球界のさらなる発展にはアマチュアの指導法など変えていかなければならない点が多くあるようです。また、桑田氏と同様にプロスポーツ選手としての経験を指導者として活かすための大学院進学は今後も増えていきそうです。果たして、桑田氏の取り組みに続く人が現れてくるでしょうか。また、プロスポーツ選手による研究は日本のスポーツ界の発展にどのような影響を与えるのでしょうか。

にほんブログ村 教育ブログ 大学教育へ
にほんブログ村