Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

東北大学が病院勤務の職員や学生向けの保育園を開設

high190です。
東北大学が病院勤務の職員や学生が利用できる保育園を開設したそうです。
こういった取り組みはやはり、私立大学よりも国立大学の方が進んでいますね。


東北大学は1日、大学病院(仙台市)内に保育園を開設した。医学系研究科や病院などに勤務する職員や学生向けの施設で、女性の医師や看護師などが出産後も離職せずに働き続けられる環境を整備する狙い。生後2カ月から6歳児までの乳幼児が対象で、今月中に3人、4月までに14人が入所する予定だ。
運営は企業内保育園などを手がけるサクセスプロスタッフ(神奈川県藤沢市)に委託する。基本保育料は3歳児未満が月額5万3600円、3歳児以上が同2万7600円。年末年始の休日以外は開園する。定員は25人で、今後追加募集する計画。東北大としては川内キャンパス(仙台市)に続き2カ所目の保育園の開設となる。

既に東北大学では大学関係者のみが利用できる「東北大学川内けやき保育園」を開設しています。
また、東京大学でもいくつかの保育園を開設して、女性が働きやすい環境を整備しています。

(過去記事)東大キャンパスに保育園(2007/04/04)

国立大学のみならず、私立大学でも規模の大きい大学では同様の取り組みが増えていくかも知れません。女性が働きやすい環境を整備するのは、職場の魅力を高めるための戦略にもなり得ますしね。

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