Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

SFC Open Research Forum 2009に行ってきた。

high190です。
今日は六本木ヒルズで開催されているSFC Open Research Forum 2009に行ってきました。
このイベントは慶應義塾大学SFC研究所が主催していて、毎年開催しています。


私は今年初めて参加したんですが、何というか会場の熱気がすごかった。
参加者(学生、大学院生、教員、卒業生、企業関係者、行政関係者その他諸々)などが入り乱れた各ブースで研究室別の研究紹介、複数場所でのトークセッションなど、そこらじゅうでディスカッションが始まるような知的な雰囲気。何とも言えない感じの空気が会場を支配していました。

私は特別、学問的なことに詳しくないので会場をブラブラしながら面白そうな研究がないかを見て歩いてましたが、各ブースにはスーツを着た学生が何人か立っていて自分たちの研究を紹介してくれます。リーフレットをもらって色々と聞いてみましたが、しっかりしたプレゼンを聞かせてもらいました。

興味深かったのは「Drop Table」という時間割表で授業ファイルを管理できるアプリケーションですね。デスクトップ上におきっぱなしになりがちなファイルを整理整頓できるアプリケーションで、手帳から着想を得て開発したものらしいのです。Googleカレンダーにファイル保存機能を付けたようなイメージ。現在はローカルのみに保存可能とのことですが、今後、WEBアプリケーションとしても開発を検討するということでした。

さて、慶應の学生さんに色々話を聞く中で「うちの学生もせっかくだからこういうイベントに参加すれば面白いのになー」と思いました。プロジェクトベースの教育を受け、大学生活を送っている同年代の人たちと接することは、学生にとっても大きな刺激になると同時に通常の講義よりも教育効果があるかも知れません。それだけ大きな知的刺激を受けられる場所なのではないかと。

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