Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

最近の就職活動に関する記事

high190です。
最近色々とメディアで学生の就職活動に関する記事が出ていたので、ちょっとまとめてみようと思います。

その前に、まずは大学の就職課に関する情報から。


政府の緊急雇用対策本部内に設置された「新卒者支援チーム」の高井美穂文部科学政務官は12日、来春卒業予定で就職先が決まっていない学生を支援するため、大学などに配置している就職相談員を拡充する方針を明らかにした。視察先の都内の大学で記者団に語った。
高井氏は「就職先が未定の学生は精神的に厳しい状況だ。相談員から個別にアドバイスを受けることは就職活動に効果的だ」と述べ、増員に必要な額を本年度第2次補正予算案に計上したいとの考えを示した。
文科省によると、すでに第1次補正予算に盛り込まれた就職支援事業(13億円)などを活用して各大学への就職相談員の配置を進めているが、大学3年生の就職活動も始まり、来春卒業予定の学生への対応が手薄になっているという。

学生の就職支援をサポート役を増やすことは、大事なことだと思います。
あせらずに就職活動を行える環境作りをするのも、就職支援の一つだと思います。

その他にも、こんな記事もありました。

やっぱり企業の体育会系信奉はなくならないし、学生の大企業信奉もいまだに根強いものです。企業の求める人材像と学生の意識のギャップをどれだけ埋めていくのか、またそのためにどのような就職支援を行っていくのか。就職相談員を配置するだけでなく、エンロールマネジメントを導入して入学時から支援していくことも大切です。

ただ、個人的に思うところとしては、このような対応に力を注ぐことは大学の就職予備校化を一層推し進めてしまうことになってしまうということです。大学は就職先を探すだけではない、人生の何かを見つけるための場所だと思うんですよね。大学が抱えるジレンマ。このジレンマをどう解消していくのかは、社会から科せられた大学に対する課題です。

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