Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

大学設置・学校法人審議会が平成22年度開設予定大学を文部科学大臣に答申

high190です。

大学設置・学校法人審議会が、平成22年度開設予定の大学等について文部科学大臣に答申しました。
来年度に新規の大学開設は5校だそうです。


大学設置・学校法人審議会は27日、公私立の延べ50校が来年度に予定していた学部や学科、大学、大学院などの新設を認めるよう文部科学省に答申・回答した。大学の開設は5校。うち新見公立大、ヤマザキ学園大、横浜美術大の3校は、短大からの改組となる。
大学院設置は札幌市立大など7校。大学の学部設置は12校、学科は4校。短大は学科設置が1校、通信教育の開設は1校がそれぞれ認められた。
全国初の共同教職大学院の開設を目指していた昭和女子大、大妻女子大、実践女子大、東京家政大、日本女子大の5校は、昭和女子大の申請書類の虚偽記載問題を受け、設置申請を取り下げた。戸板女子大など6校は、大学や大学院などの設置申請を取り下げた。
群馬社会福祉大が予定していた看護学部設置など11校の申請は保留となった。

申請保留や設置取り下げなど、順風満帆とはいかなかった大学もあるようですが、とりあえず設置が認可された大学の皆様、おめでとうございます。
ただ、設置がOKになった後、学生募集でどれだけの成果が上げられるかが次の問題です。設置しても学生が来ないんじゃ仕方ないですから、募集をどれだけ成功させられるかが重要になってきます。

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