Clear Consideration(大学職員の教育分析)

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慶應義塾の次期塾長に清家篤氏が選出

high190です。
既に各所で報道されていますが、慶應義塾の次期塾長に清家篤氏が選出されました。


慶応義塾は24日、評議員会を開き、新塾長に清家篤商学部長(55)を選出した。安西祐一郎現塾長(62)の任期満了に伴うもので、清家新塾長の任期は5月28日から4年間。
清家氏は1978年に慶応大経済学部を卒業。92年に商学部教授となり、2007年から商学部長を務めた。専門は労働経済学。
選出後、清家氏は記者会見で「福沢諭吉先生の伝えた『実学の精神』を引き継ぎ、慶応義塾を発展させたい」などと抱負を話した。また、塾長の任期について「最長2期8年までと限るのが適当だ」との考えを示した。

塾長の任期は最長でも2期までとすべしとの意見は、今回3期目を目指した安西現塾長を暗に批判していますね。確かに組織の流動性を考えると最長でも8年ぐらいがちょうどいいのかも知れません。ちなみに慶應義塾長には伝統的に文系出身者が名を連ねていますが、今回の選出で日本を代表する私学の方向性がどのように変わるのか注目ですね。

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