Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

大学教育で「はてな」を活用

high190です。
これははてなユーザーの大学職員ブロガーとして紹介しなければなるまい、というニュースがありました。


はてなは2月10日、ブログサービス「はてなダイアリー」を大学など教育機関で活用している事例を紹介するページ「教育ソリューション:授業で使うはてな」を開設した。
大学の講義ではてなダイアリーを使っている教員のインタビューを掲載した。学生が書いたブログに教員やほかの学生がコメントを付け、コミュニケーションに役立てるといった活用法を紹介している。
大学教員など教育機関で働く人が書いているはてなダイアリーも、リンクで紹介している。

大学教員でブログを教育研究に役立てている人を紹介する「授業で使うはてな」ができたとの記事。そもそも、今の大学生たちは情報メディアに関して極めて敏感な世代であると私は思います。自らブログを開設し、意見を書いて反応を見るのが現代の学生像であるともいえるでしょう。つまるところ、教員もそうした流れに乗ってどんどんブログを活用することが必要なんではないかと思うんですよね。

確かに大学側で教育系のシステムを構築していくことも重要だとは思いますが、ユーザビリティの観点から考えるとどうでしょうか。そもそも教育業界だけの狭い知見に基づいたシステムよりも、より多くの人が議論し、意見を述べる一般的なブログエンジンを活用した方が双方向のコミュニケーションを構築するには役立つのではないかと私は思うんですけどね。重要なことは学生の意見や考えを引き出すような仕組みであって、そのためのツールはどんなものでもいいはずです。

もっともっとブログを教育研究に役立てる教員がいてもいいと思いますし、学生とのコミュニケーションを活性化させる上でも柔軟に考えた方がいいんじゃないかと。どうでしょう、大学教員でブログを活用されている先生方。もっと色々な活用の仕方があっていいと思いますよ。

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