Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

24時間開館の京大図書館が学生自習室を設置

high190です。
以前にもお知らせしましたが、京都大学図書館に24時間利用可能な学生自習室を1月に設置することになっていましたが、当初の予定通り開設したようです。

京都大付属図書館(京都市左京区)は19日、京大の学生や教員が24時間利用できる自学自習室」を開設した。学生から「深夜に集中して勉強できるスペースを設けてほしい」と要望があり、改装工事を進めていた。
自学自習室は図書館1階の一角に設置された90席で、休館日などを除く月曜から木曜に夜間開放する。利用者が夜食を取れる飲食コーナーを設け、持ち込んだパソコンで自由に通信できるように無線LANも配備する。
休憩室や仮眠室のようにならないようにソファは置かず、トラブル防止のため夜間は警備員が巡回する。

大学の中で最も学生に開放する必要があるのは、教育研究に直結する図書館ではないでしょうか。研究に熱中する環境を大学が提示するということは大切なことだと思います。

ちなみにソファは設置しないとのことですが、「24時間図書館を使う者は徹夜すること」ということなんでしょうか?この点はもうちょっと柔軟に考えてもいいような気がしますが。管理と運用のしやすさは相反しますが、あまり管理的にしすぎてもよくないのではないかと思います。

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