Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

慶應義塾大学がVMware導入でサーバー台数のを約10分の1に

high190です。
慶應義塾大学VMwareを導入して管理しているサーバーの台数を100台から12台に統合したそうです。各大学のサーバー管理者には朗報?でしょうか。


ヴイエムウェアは11月12日、慶應義塾大学が「VMware Infrastructure 3」を採用したと発表した。教職員や学生など約3万3000人のユーザーが利用する事務系・学生向けのインフラとして仮想化環境を導入。100台あったサーバを12台に削減したという。サーバは1本のラックに統合され、設置面積は3分の1になった。
2007年12月から検証を開始し、2008年3月の導入決定後、2カ月で本番稼働した。システムの運用・管理は3人で行っており、同大学では3年間で約50%の人件費削減となると試算している。また、新規サーバの調達時間やアプリケーションの展開に要する時間も短縮。従来、新規ITサービスの展開に2週間程度かかっていたものが、1、2日で実現できるようになったという。

人件費が削減でき、新規ITサービスの展開も迅速化できるならいいことずくめです。ちなみに何で仮想化するとサーバー台数を減らせるんだろう?その辺がさっぱりです。
ただ、管理できる人がいるなら、使わない手はないですよね。VWware社の導入実績を見ると、東京電機大学、学校法人東洋学園、千葉工業大学が既に仮想化でサーバーを統合したそうですね。
運用・管理コストを減らすことも、Adaptive Universityへの近道。(自分で言っておきながら、ひさしぶりにこの単語を使いました(笑))ITインフラを柔軟にすることはこれからの大学経営に必須のポイントです。そのためにも色々な手段を使って効率化していく必要があります。

そう考えると大学職員はICTに関する幅広い知識を身につけておかないといけませんね。

情報力のある職員はどうすれば育つんでしょう。

研修?自己研鑽?資格取得?

職場のITに対する「空気」みたいなものも重要ではないかと。積極的に取り入れよう!という感じなら、職員の力は自然と付いてくるような気がしますが。

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