Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

大学職員の会合、神無月の会。ついでに日体大の名誉博士号授与のお話

high190です。
土曜日は大学職員の会合に出席してきました。

その名も「神無月の会」。

職場の先輩から紹介されて同期と一緒に参加したんですが、色々な大学から職員の方がいらしていました。
その中で面白い情報をいただいて、「ぜひブログに!」というご依頼がありましたので、紹介したいと思います。

本学は、10月23日(木)東京・世田谷キャンパス大会議室にて「日本体育大学名誉博士称号授与式」を挙行し、クウェート国シェイク・アハマド・アル・ファハド・アル・サバーハ殿下(アジア・オリンピック評議会会長)に日本体育大学名誉博士称号を授与した。本学から4人目の名誉博士称号授与。
これは、シェイク・アハマド・アル・ファハド・アル・サバーハ殿下の、アジアのみならず、国際的な立場から学術・文化・教育・スポーツの発展に寄与され、かつ我が国と、クウェート国、アジア・オリンピック評議会との間の交流を促進した顕著な功績を評価し、授与したものである。
また、本学が「建学の精神」に基づき、一貫して追求し続けてきた、体育・スポーツを通じた心身の健康を育み、かつ世界レベルの優秀な競技者を育成するということ、そして、ミッションに謳っている“オリンピックムーブメントを主導的に推進し、スポーツの「力」を基軸に、国際平和の実現に寄与する”ことと一致するものである。
加えて、本学は多くの選手・役員等がオリンピックをはじめとする各種スポーツの国際大会に参加していることもあり、シェイク・アハマド・アル・ファハド・アル・サバーハ殿下の功績は、本学の教育活動を遂行するために大きく貢献していることを評するものである。


アジア・オリンピック評議会(OCA)のアハマド会長は23日、2016年五輪招致へ立候補している東京都への支援を表明した。国際オリンピック委員会(IOC)委員でもある同会長は、アジア、アフリカのIOC委員に影響力を持っているとされ、東京招致に向けて“追い風”となる。
アハマド会長は日体大からの名誉博士号授与式後に会見。「(東京は)素晴らしい五輪を主催する準備が整っているという印象だ。OCA会長としてアジアへの五輪など国際大会招致にはこれまでも支援してきており、百パーセント協力する」と語った。会見中には、麻生太郎首相から名誉博士号授与を祝う電話も入った。
またアジア・ハンドボール連盟(AHF)会長も兼ねているアハマド会長は、AHFが開催に反対した北京五輪アジア予選の再予選に参加した日本ハンドボール協会に、AHFが罰金を科した問題について、「罰金はない。問題は終わった」と語った。

アジア・オリンピック協議会の会長に日本体育大学名誉博士号を授与したという話。
何名ものオリンピック・メダリストを輩出し、選手のみならず体育の指導者を多数世に送り出しているスポーツの名門、日本体育大学
アジア・オリンピック協議会の会長に名誉博士号を授与したということは、日体大にとっても大きな意義があることですし、2016年に東京でのオリンピック開催を目指す日本にとっても意味のあることです。ただ、個人的には麻生総理大臣から電話がかかってくるあたり、オリンピックの招致合戦を見据えた若干「政治的なにおい」を感じます。気のせいでしょうか?

いずれにせよ、有益な情報をご提供いただいた日体大職員の某氏、大変ありがとうございました。これからも情報提供よろしくお願いいたします。

こうした情報を得られることからも大学職員同士の繋がりって案外侮れないものだと思います。きっと来年も参加することになると思います>神無月の会。

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