Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

学食から身近な経費削減

high190です。
米国の大学で食堂のトレーを廃止することで洗浄にかかる費用を削減する取り組みが広がっているそうです。

経営状況が年々厳しさを増している米国の大学で、経費節減の一策として、学生食堂からトレーが消えつつある。1年ほど前に始まった「トレーレス・ダイニング(トレー無しの食事)」と呼ばれるトレー廃止の試みは、環境意識が高まるとして学生にも概ね好評だ。

経営状況が厳しくなってきているのは日本の大学も同じ。
また、ほとんどの大学では学食を設置していますので、トレー廃止による経費節減効果は大きいかもしれません。

また、米大学の学食は食べ放題のビュッフェスタイルが主流だが、余分に盛りつけてしまいがちだった学生らの食習慣も、トレー廃止で向上した。

トレー廃止に加えて、大妻女子大の「テーブル・フォー・ツー」のような環境・食糧問題に関する取り組みを織り交ぜてみるのもいいかも知れません。単純に経費削減の方向に持っていくのではなく、環境問題との関連性を打ち出すことで学生への訴求度も高くなるのではないでしょうか。

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