Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

東京大学がエグゼクティブ・マネジメント・プログラムを開講

high190です。
東京大学が企業の幹部候補生向けのプログラムを開講するそうです。

東京大学は11日、社会人向けに「東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム」(東大EMP)を開講すると発表した。受講料は600万円で、組織の幹部候補生を対象に10月から半年間、週2日(金・土)の講義を行う。今後も半年ごとに開講される。
このプログラムは、東京大学が持つ最先端の知識を資源として、マネジメントの知識のみならず、高い総合能力を備えた人材を育成することを目的としている。講師には、東大が誇る教授陣のほか、外部からもその道のプロフェッショナルを招き、そうそうたる顔ぶれが揃っている。
授業の約15%が英語で行われるため、受講者は通訳なしで英語を理解できる必要がある。書類と面接による選考が行われ、最終的に25名程度に絞り込まれる予定。第1期の出願は7月22日までとなっている。

これって講座ですよね?てことは学位は出ないんですよね。
むしろ大学の研究力とブランド力を活かして、幹部候補生の育成を行おうという取り組みですね。これって、東大にとってはどんなメリットがあるんでしょう?ブランド力の向上とか?それとも企業の幹部候補生を育成することで、将来の経営者とのコネクション形成を果たすという寄付金戦略上の戦略目標とか?

確かに講師レベルが高いのであれば企業にとっても、ポイントは高そうですね。

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