Clear Consideration(大学職員の教育分析)

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[Diary]京都大学が哲学者・西田幾多郎の原稿をWebで公開

high190です。
西田哲学をご存知ですか?西田幾多郎という日本の哲学者が切り拓いた分野です。代表的な著作に『善の研究』などがあります。

善の研究 <全注釈> (講談社学術文庫)

京都大学は、日本を代表する哲学者、西田幾多郎(1870〜1945年)の自筆原稿や手紙について、22日、インターネット上で大学講義などを紹介する「オープンコースウェア」での公開を始めた。
太平洋戦争の開戦前年の昭和15年、岩波新書から出版された「日本文化の問題」の自筆原稿(257ページ)のほか、「一日不作一日不食」(1日思索しなければ、1日絶食する)と記した書や、弟子にあてた手紙などを公開した。
西田は、東大哲学科を卒業後、教員などを経て明治43年、京大に赴任。約20年間教授などを務め、近代日本最初の独創的哲学「京都学派」の基礎をつくった。
京大では、京都学派の哲学者、和辻哲郎(1889〜1960年)らの資料公開も検討しており、「オープンコースウェアで『京大の知』を楽しんでほしい」としている。

私もまだしっかり西田哲学を勉強したことはありませんが、いつかじっくり読んで思索にふけってみたいものですね。

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