Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

日本初のネット大学から卒業生が巣立つ

high190です。
私事ですが、3月30日で27歳になりました。子どもの頃は同じ学年の中で一番誕生日が遅くて、友達にからかわれたこともありましたが、最近では羨望の眼差しで見られるようになりました(笑)これも年齢を重ねてきたことの証みたいなものですかね。
さて、八洲学園大学という大学はご存知でしょうか?日本で初めてインターネットのみの学習で卒業が可能な大学として、2004年に設置され、この度初めての卒業生が出たそうです。

日本初のインターネット大学「八洲学園大学」(高橋進学長)の初めての卒業式が二十九日、横浜市西区桜木町の横浜本学キャンパスで行われた。卒業する六十四人のうち、三十六人が出席。はかま姿の主婦や会社員が卒業生として巣立った。
広島や新潟など全国各地から集まり、年齢は二十三歳から五十六歳と幅広い一期生。卒業式はインターネットでライブ中継され、参加できなかった卒業生らはインターネット上で会話する「チャット」で式典を祝った。
決まった時間にインターネットに接続し、四年間講義を受けてきた。卒業生代表の丸山美輪子さん(24)は「コミュニケーションが取れるか不安だったけど、多くの年代の人に出会い、勉強できた」と感慨深げだった。

第一期の卒業生を送り出す、ということは大学にとっても感慨深いことでしょうね。大学の評価は卒業生が社会で活躍してからですので、時間は掛かりますが、しっかり送り出して卒業後もフォローするというのが今後の大学のあり方ではないでしょうか。

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