Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

東京都と桜美林大学が連携して緑の保全に取り組む

high190です。
東京都と桜美林大学は連携して緑の保全のための取り組みを実施することになりました。

若者に身近な緑を守る意識を身につけてもらうため、都は都内の大学と提携し、緑の保全活動を講義などの一部に位置づけてもらう取り組みを始める。近く桜美林大学(町田市)と第1号となる協定を結ぶ予定で、都は学生の自然観察のために緑地を提供するなどして活動を支える。
都内の雑木林は、下草刈りや枯れ木の片づけなど手入れが欠かせず、担い手の確保や都民の意識啓発が課題となっている。
都は、協定校にNPOの指導者を派遣したり、活動の場となる緑地を提供したりして、大学側の取り組みをバックアップ。大学側は、講義や学校活動として緑地での間伐体験などを実施する。
都は、大学生に緑の手入れや自然観察を体験してもらうことで、緑を守る意識が根付くことを期待している。

ちなみに桜美林大学を航空写真で見るとこんな感じです。


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写真で見て分かるように、桜美林大学の近くには多くの緑があります。ちなみに、桜美林大学は町田市にキャンパスがある郊外型の大学ですので、優れた環境を有しています。東京のような大都市圏では自然と都市の融合が近年の課題になっているようです。その反面、日頃の管理について居住者の協力を仰ぐなど、実現に関しての取り組みはまだまだ実施できていないのが実情のようです。
大学の環境活動に東京都が支援を行うことで、より深化した形での環境保全を実現させることが目的のようですが、東京にも郊外型の大学キャンパスはいくつもあります。もっと幅広く大学に協力を求めてもいいのでは?ちなみに東京都が運営母体になっている首都大学東京は南大沢という場所にキャンパスがあり、こちらも緑豊かなキャンパスです。


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せっかくですから、首都大学東京でもこうした活動を実施してみてはどうでしょうか。

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