Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

UCバークレーがYouTubeで講義を配信

high190です。
既に他のblogでも多く紹介されていますが、*1カリフォルニア大学バークレー校(通称:UCバークレー)が講義内容を完全な形でYouTubeに公開しました。

大手動画共有サイトであるYouTubeは、カリフォルニア大学バークレー校では重要な教具となっているようだ。
同校は米国時間10月3日、講義をそのまますべてYouTubeに投稿したことを明らかにした。
バークレー校関係者は声明で、同校は講義を完全な形でYouTubeに投稿した初めての学校であると主張している。ビデオ録画された300時間以上の講義が、youtube.com/ucberkeleyで利用可能になる予定だと述べた。
バークレー校は、この取り組みを拡大していく予定だと述べている。YouTubeで配信されている講義の科目は、化学、物理、生物学である。また、Google共同創業者であるSergey Brin氏が2005年に行った検索エンジン技術に関する、講義も配信されている。
UC Berkeley on YouTubeによって、大学生活や学問的研究、行事、運動競技などが公の目に見えるようになる。これは、大規模なコミュニティーに向けたオープンな教育コンテンツで、われわれの豊かな伝統を基礎とする、とカリフォルニア大学バークレー校で学部教育を担当する副学長を務めるChristina Maslach氏が声明で述べた。

先日、全世界で初めて講義情報を公開する大学が現れたことをお知らせしました。

[過去記事]
米大学が全世界で初めて講義をYoutubeで公開(2007/09/16)

ちなみにUCバークレーは全米の公立大学で屈指の実力を誇ります。

教育内容に自信があるからこそ、情報を外部に発信できる訳ですね。