Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

日本にG8加盟の大学トップが集合?

high190です。
主要国首脳会議=G8ですが、文部科学省がG8の大学版を実施する予定だそうです。

文部科学省は29日、来年7月の北海道洞爺湖サミットに合わせて、先進国の大学トップを日本に招き、環境問題や大学間交流の推進などを話し合う「G8大学長サミット(仮称)」を開催する方針を固めた。
優れた教育や研究成果を誇る大学のトップを一堂に集め、大学間の交流を深めるとともに、議論の成果を世界に発信し、日本の存在感をアピールするのが狙いだ。
大学長サミットは、洞爺湖サミットに合わせ、来年6月ごろの開催を検討している。今後、東大や早稲田大、慶応大など国内の大学や、ハーバード大(米)やケンブリッジ大(英)などG8諸国の大学のほか、インドや中国など新興市場国「BRICs」の大学にも参加を呼びかける。
各国から2、3校ずつ、計20〜30校程度の参加を目指す。
文科省は同会議で、洞爺湖サミットの主要議題となる環境分野での研究をはじめ、内外の大学が提携する学位の取り方など、大学間の新たな交流促進策も議題としたい考えだ。

これって、つまるところ「日本の大学はこんなに凄いですよ!」ということをアピールしたいということですよね。ただ、最近は日本での国際的イベントが不調に終わることが多いような気がします。(大阪世界陸上しかり、ついこないだのF1しかり)