Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

新しい時代の教師像

high190です。
9月も下旬に入るのに暑い日が続いていますね。皆さんも体調の変化にはご留意下さい。
さて、教員免許更新制など激震の続く教員養成問題ですが、教員養成課程を持つ大学でも色々な改革を模索しています。

今日は“現場派”の教員養成に取り組んでいる事例の紹介です。

(上記記事より一部抜粋)

「現場」に強い教員を養成しようと、大学で様々な取り組みが広がっている。学生が小学校を訪ねた際の体験を広く共有できるシステムを整えたり、学生自身に「学校」を運営させる仕掛けを施したり。「学校教師学部」と銘打ち、教員養成だけに的を絞った学部の設置を目指す動きも出始めた。

学校教師学部、とは・・・教育学部では人が集まらなくなってきているんですかね?子ども学部・学科なんていうのもすごく流行っているみたいですし。
ただ、上記の取り組みにもあるように学生に実際の現場を体験させるような取り組みには効果があるのではないかと思います。学校現場では大学時代に学んだ知識が全く役に立たないとはいいませんが、想定外の出来事に悩まされたという話を教員から何度も聞いたことがあります。現状に対応できる力を付けるには、学生時代から現場に足を踏み入れることも必要なことだと私は考えます。