Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

大学生が作る映画で地域をPR

high190です。
昨日は会議が2つあり、両方で議事録を作成したので、今日は若干疲れ目です。
PCで議事録を取るのは手書きと比べて楽ですが、如何せん眼精疲労が…

そんな感じでPCを眺めながら、本日のニュースをお送りします。

東京大学大学院の学生が今夏から、佐賀県唐津市を舞台にした映画を制作する。映像プロデューサーを養成する講義の一環で、完成した作品は首都圏の映画館で上映される予定。市は「全国に唐津をPRするチャンス」ととらえ、人件費や撮影機材費など900万円の予算を組んで支援する。
市によると、上映時間は1時間程度で、作品の具体的な内容は決まっていない。大学院生9人が7月中旬までに唐津市を訪ね、映画の題材を決める。8月ごろから1、2週間かけて撮影する。
学生は企画書や台本作りだけではなく、資金や制作スタッフ集め、制作委員会の立ち上げなど、映画の制作工程を実践を通して学ぶ。
東京の私大で研修していた市職員が同大学院の関係者に「豊かな自然と歴史を誇る唐津で東大もぜひ活動をしてほしい」と持ち掛けたのが縁で、撮影場所に選ばれた。上映は年明けの見込み。首都圏の反応次第では、他地域で上映することも検討する。DVDの作製、販売も考えている。
唐津市は「東大との連携を地域振興につなげたい」としている。

佐賀県唐津市は本blogでも取り上げた「(仮称)大熊記念・早稲田佐賀学院」の設立計画がある土地です。そういった意味では私学関係者の注目を集めている場所です。
(ちなみに本blogでも早稲田佐賀学院の記事に関してのアクセス数は他の記事と比較しても多いです)

[過去記事]

その一方で、「唐津くんち」という国の重要無形民俗文化財に指定されている、由緒正しいお祭りがある場所でもあります。こうした土地柄を活かした映画の内容になるのでしょうか。

どんな映画になるのか楽しみですし、大学と地域の連携に映画を活用するというモデルが今後広がっていくかも知れませんね。