Clear Consideration(大学職員の教育分析)

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京都大学が重点事業アクションプランを策定

high190です。
京都大学は新教育研究施設の建設計画を含む、「京都大重点事業アクションプラン」を策定しました。

京都大は、2006年度から4年間に大学が重点的に取り組む事業をまとめ、22日に「京都大重点事業アクションプラン」として概要を発表した。
宇治キャンパスに教育研究施設などを建設する「京大黄檗プラザ(仮称)」構想や、海外で学生募集を行う事務所の設置など25件について本年度(一部06年度)から順次着手していく。
アクションプランでは、資金を重点的に投入する事業を大学独自に選んでおり、国立大学法人化で初めて策定した。目的積立金54億円のうち約36億円と、年間6億円の重点戦略経費を活用して事業を進める。
京大黄檗プラザは、宇治キャンパスで研究する大学院生や留学生の交流や国際会議が開催できる施設を、本館前に建設する。道路に面する塀を取り除き、地域に開かれたキャンパスを目指す。工事は本年度から2年間の予定で行う。
西部構内(左京区)のクラブボックス棟や「白浜海の家」(和歌山県白浜町)を建て替える。京大が所有する名勝「清風荘庭園」(左京区)の修復のために調査審議委員会を設置する。
また、国際交流のための研究拠点形成として、中国を中心にした東アジアなどで学生募集を主な目的とした海外事務所を設置する。
着手時期などは未定だが今後検討を行う事業として、吉田南構内での外国人研究者宿泊施設の建設▽人文科学研究所本館の改修と「世界トップレベル国際研究拠点形成加速パイロット事業」への活用▽吉田寮室町寮の建て替え−など13件を盛り込んだ。
尾池和夫総長は「重点的に取り組む事業については役員で十分な検討を重ねてきた。アクションプランに沿って計画的に事業を推進していきたい」と話した。

学生支援に関連する施設の建設・改修が多いようですね。

詳細については、下記をご参照下さい。