こちらは近畿大学による、ちょっと変わった取り組みです。
- 養殖マグロに“大学卒業証書”…近大系企業が発行(出典:読売新聞)
鹿児島県奄美大島でクロマグロの養殖に取り組む近畿大系のベンチャー企業「アーマリン近大」(本社・和歌山県)が出荷するマグロに“大学卒業証書”を発行し、売れ行きが好調だ=写真。
同社はクロマグロを体長約1・5メートル、重さ60〜70キロに育て、国内外に年間100匹出荷。卒業証書の「QRコード」を読み取れば、ホームページで餌や投薬の有無などを調べられる。
鮮度や味の良さに加え、従来の養殖ものに比べて手ごろな価格。近畿大水産研究所の大久保嘉洋事務長は「天然資源保護や食の安全を重視する消費者に喜ばれている」と“教え子”の高い評価に満足そうだ。
なるほど、食の安全性が問われている現代社会で“卒業証書”を出すことによって、安全性・トレーサビリティを示そうという取り組みですね。私たちの生活に欠かせない食品だからこそ、安全である必要があることは誰にでも明らかなことです。それを大学の卒業証明を与えることによって示すというのは、非常にユニークな取り組みであると同時に、卒業生に対して大学卒業を証明することの重要性を再認識させられるニュースですね。