Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

「早大新設校支援を」 同窓会の「唐津稲門会」結集

high190です。
これまでもお伝えしてきた、(仮称)大隈記念・早稲田佐賀学院の設立に関して在郷同窓会が協力を表明しました。

唐津市在住の早稲田大学出身者の同窓会「唐津稲門会」が19日夜、市内の老舗旅館「洋々閣」であり、新会長に同市呼子町の萬坊社長、太田善久さん(63)を選んだ。
同市では早大傘下の中高一貫校「大隈記念・早稲田佐賀学院」(仮称)が2年後に開校予定。7年ぶりに開いた稲門会では地元卒業生として結束し、新設校をもり立てようと話し合った。
市内在住の早大出身者は約40人。会合には男女16人が出席した。会長となった太田さんは「中高一貫校の開校に向けて、唐津のために、早稲田のために、少しでも貢献できればと思っています」とあいさつした。
懇親会でも一貫校の話が弾み、卒業生たちは「唐津からアジアに開かれた学校にしたい」「子どもたちには『唐津くんち』など、郷土の文化にも触れさせたい」と、開校への期待を熱く語った。

在郷同窓会の方々にとっては、非常に嬉しい知らせであると同時にどのような特色を持った教育内容になるのかということについて、興味深いところだと思います。「唐津くんち」に触れてもらうという点では、地域の伝統芸能に学校の力を加えて更なる発展を目指したり、将来の後継者を養成する目的があるのかも知れません。(唐津くんちは「日本三大くんち」と呼ばれているそうですが、伝統芸能はうまく継承されているんでしょうか。)

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