Clear Consideration(大学職員の教育分析)

大学職員が大学教育、高等教育政策について自身の視点で分析します

新人研修についての考え方をそれぞれの組織はどう持っているか

普通、組織に入ると何らかの研修があります。
それは新規・中途で内容は異なるものの、何らかの研修があるのが一般的ではないでしょうか。
ちなみに、私は所属組織独自の研修を受けたことがありません。
一般的な内容の講義を聴いたり、外部研修会に参加するようなことはありましたが。
ここで比較対象として、今年の9月から社会人になった友人の例を挙げます。
彼の所属組織では入社3ヶ月までを研修期間と定め、徹底的に勉強させるとか。
事業分野的に個々人のスキルが高くなければできない仕事ですので、ある程度の期間、研修が必要になるのでしょう。

この友人と話していて感じたことがひとつ。
「さて、二つの組織を比較すると何故ここまで人材育成に対する考え方が異なるのか?」
ということです。

私の仕事内容はバックオフィスですので、確かにそこまでのスキルは要しない仕事かも知れません。
しかしながら、組織の活性化や仕事の効率化を図るためには、個々人のスキル向上が必要なはずです。
研修のあり方を見ればその組織が何を考えているのか、分かる手立てになります。
そう考えると、私の所属組織は世間からどう見られているのか・・・
何てことも考えてしまう訳です。